当社の考えと合致する持ち主の方と
・ご先祖様から代々受け継いで来た建物を自分の代で壊してしまうことに忍びない、
・長年住み続けてきた愛着のある古民家が解体され焼却処分されるのであれば、少しでも再利用してもらたら嬉しい、
お客様からのご相談内容にはこのような言葉が出て来ます。解体の高い安いでは無い、気持ちが納得のいく解体をしてほしい、当社ではこうした想いの持ち主の方からのご連絡をお待ちしております。
当社では、ご先祖様から受け継がれ、大切に使ってきた建物に、そのご恩に報いるための解体を行なっています。
具体的には、建物を取り壊す前に行うお祓い 「解体清祓(かいたいきよばらい)」 です。この儀式は 解体工事に入る前 に、家屋の守り神に対して、これまで見守ってくれた感謝と、家の取り壊しの報告を行う工事が無事に終わるように祈願します。
こうした想いの合致を前提に、当社の古木引取りでは、古木の価値を高めるため、いくつか特別な取組を行っております。
・古民家の歴史確認(築年数、構造など)
・引き取った古木一本一本へのナンバリング
こうした取組により、古木に対する付加価値を高めております。
そして、古木が売れたらキャッシュバックの取組も選択できるよう検討中です。
解体当初は解体金額も高くなってしまいますが、2年後5年後と引き取った古木が他のお店で売れたら売り上げの一定額を返金するシステム。解体時にそれも選択できるよう取り組んでおります。
対象となる古民家は?
長年住み続けてきた愛着のある古民家、
このまま解体するには忍びないとお思いの持ち主の方、まずはお電話下さい。
なお、古木(古材)の買取が出来る古民家には幾つか条件があります。
・建物本体が戦前(太平洋戦争)の木造の建物(約80年以上前)
・優良な古材が引取り可能な物件
など。
簡単にイメージすると、藁葺き屋根で現在はトタンで覆われている屋根の古民家、土蔵、といったところでしょうか。
まずはお電話して、担当者にご相談下さい。
古木引取地域について
当社では、長野県北部、新潟県上越地域の古木引取重点地区としています。
お蔭様で、全国の古民家をお持ちのお客様から古木(古材)の引取依頼が数多く寄せられております。
その状況に対し、当社倉庫も満杯の状態となっております。
そこで、現在、古木(古材)引取地域を以下に絞って対応しております。
引取地域
長野県北部、新潟県上越地域
引取検討地域
長野県(諏訪以北)、新潟県(中越)
この地域以外は残念ながら引取対象としておりません。
*尚、移築再生用古民家としてのWEB登録対応は可能です。
なお現在、全国に協力会社を広げておりますので、その会社を通じて解体・引取相談も可能ですので、お問い合わせ下さい。
また、引取対象地域以外でも、当社が加盟しております日本民家再生協会の登録事業者をはじめ、全国の古材業者のネットワークがございます。こちらを通じて引取を行うことも可能です。
当社が取り次ぎますので、まずはお電話ください。
お問い合わせを頂いた古民家は、2通りの活用方法のいずれかに適応されていきます。
どちらに向いている物件なのかやお客様のご希望を、丁寧にヒアリングした上でお話しを進めていきます。
1.「古木」として部分的に活用
古民家を解体する時に、目利きのスタッフと職人により良材のみを取り出し、
買い取りをさせていただきます。
買い取った古木は大町にある倉庫工場に保管され、
古木として新たな空間の材となって活用されます。
2.古民家の移築・再生
弊社のマッチングリストに登録させて頂き、古民家の移築・再生を希望する
オーナー様が現れマッチングした際に買取価格が確定します。
その後古民家を解体をし、一度大町の倉庫工場で仮組みをして補修した後に移築します。
これまでの事例として、旅館やゲストハウス、移築再生した建売住宅としての実績があります。
(オーナー様とのマッチングにお時間を頂くこともあります。ご了承下さい。)
近年問題として取り上げられる機会も多い「空き家問題」。
古民家を所有していても維持が難しくなった時更地にしたり新たな建物を建てるには、
古民家の解体費用がかかります。
古材ジャパンでは、現在、長野北部と新潟県を中心に古民家の解体・古木の査定の上、古木の買い取りを行っています。
良材が多いほど高額で古木の買取ができるため、
古民家の解体費用を古木の買い取り費用で補填することができるのです。
また、無垢材や銘木の買い付けも行なっております。詳細については、お気軽にお問い合わせください。
*古木の買い取りできる金額と解体費用は物件によって異なるため、必ずしも解体費用が0円になるとは限りません。
予めご了承下さい。
古木(古民家)の再利用は地球環境にも優しい行為で、
近年はこうした古木を優良なエコ素材として見直す傾向が高まっています。
その質感と希少性から、一般建材より高い価格で取引され、
店舗や大型施設などの内装として積極的に活用されるようになりました。
その魅力に多くの人が引き寄せられています。
古材ジャパンを運営する山翠舎では、単に解体現場から引き取って保管するだけでなく、
一本一本の品質を丁寧にチェックしラベルを付け、
太さ・長さ・樹種・形状はもちろん、経歴や由来までをも記録。
長い年月を経て受け継がれた古民家の木材が、「古木」として新たな場で活用されます。
「どこの古民家の、どの部分で使われていた素材なのか」を把握・管理する古木のトレーサビリティシステムは、
日本初、唯一の取り組みです。
先祖から受け継がれたものを、活かしたい。
そんな思いをお持ちの古民家所有者の方からお話を頂く機会も多数。
まずはメールかお電話にてお問い合わせ下さい。